実行委員長・森川です。
今日は、心にぽっかりと穴があいた一日でした。
実行委員のメンバーとともに約半年かけて準備を進めてきた『高志高校放送部に大感謝祭!』。まだまだ先のことだと思っていたのに、イベントが始まってしまえば、実にあっという間に過ぎてしまったひとときでした。
三連休の最終日、しかも第2部にいたっては夜の開催という設定にもかかわらず、県内はもとより県外からも多くのみなさんにご参加いただき、ただただ「感謝」の一言です。
本来でしたら、第1部にご来場くださったお客さま、トークショーゲストである小沼雄一さん、第2部にご参加くださったOB・OGのみなさんお一人お一人にごあいさつすべきところ、略儀ではございますがこの場を借りて御礼申し上げます。運営上、何かと行き届かない面もあったかと存じますが、どうぞご容赦ください。
思い返せば2015年8月末、放送部が廃部になるという第一報が放送部のOB・OGメーリングリスト(未登録の方、どうぞお問い合わせください!)で流れ、「最後に飲み会でもできれば」と思い付いたのがこのイベントの始まりでした。
放送部時代は番組制作や校内行事の仕込み担当で〈裏方体質〉が染み付いていただけに、ただの飲み会では自分の中の何かが許さなかったのでしょう(笑)。妄想に妄想がふくらんで、映画上映会を含めたイベントの企画書をほぼ一晩で書き上げてしまったのでした。
とはいえ、一人でできることなどたかだかしれています。片岡弘善くん・岸(矢野)美鈴さん・藤井(馬場)聖子さん・栗田ゆうこさん・吉田昇平くんという放送部当時に活動をともにした実行委員のメンバーや、大学の大先輩でもある17回卒の小川忍さんからは、準備段階で鋭いツッコミやありがたいご指導をたまわる場面も多く、イベント当日まで私の心の支えになりました。仕事や家庭のことでただでさえ忙しいでしょうに、最後まで私のわがままにお付き合いくださりありがとうございました。
結果的に、第1部(『スクールガール・コンプレックス ~放送部篇~』上映会+監督トークショー)は約80人の方、第2部(OB・OG懇親会)は50人の方がおいでくださったわけですが、正直申してここまでの規模になるとは想像していませんでした。
今年の正月時点で仮エントリーしてくださった方の数は約20人。しかも「確実に行く」というご返答があったのは10人いるかいないかという状態。のんびりできるはずの初湯につかりながら「このままモタモタしてたら3月になってしまう!」と焦ったことを鮮明に覚えています。
そんな状況を覆すことができたのも、高志高校放送部に熱い思い入れを持っているOB・OGのみなさん、チケット購入に協力くださったご家族やご友人の方々、上映作や出演女優のファンのみなさん、イベントに興味を示してくださったメディア関係の方々、「Nコン出品を目指す」と取材に来てくださった羽水高校放送部のみなさんなどなど、書ききれないくらい多くの方々のご支援のたまものです。本当に、ありがとうございました!
いつか『高志高校放送部 大復活祭!』を開く日が訪れることを願って。
2016年3月22日
『高志高校放送部に大感謝祭!』実行委員長 森川徹志
(2016年3月22日付 福井新聞より)